たき火やってみた

僕はなぜか草むしりが楽しくて仕方がないです。そしてそのむしった雑草を枯らせるのもなぜかすきです。そんな時思いました。

「あぁ~、これでたき火してみてーなー。」

昔はもっとゲームとかアクティブな遊びとかが好きだったんですけど、最近は雨景色を見ながらコーヒーを飲んだりユーチューブでたき火動画を眺めたりとか、そういうしみじみとした遊びも楽しめるようになってきましたね。だからこそたき火とか興味あったんですよ。

でも自分の家の前で何かを燃やす「野焼き」と呼ばれるのは禁止されてるみたいですね。理由は煙が出たりとか洗濯ものに匂いがついたりとかで周りのお家に迷惑がかかるから。まあ確かにそうですね。となれば物を燃やしても大丈夫な所を探してみよう。そんな中たき火OKのキャンプ場を見つけました。

お金の面を考えるとキャンプ場を一泊使うのに一万円とかかかります。さらにたき火をするための焚き火台、その他必要なたき火シート、薪を切ったりする用のナイフ、手を保護するためのグローブ、ここら辺をそろえるだけでもさらに一万円いったりします。んでもってせっかくキャンプするんだからという事でちっちゃいガスコンロとかそれ用の鍋とかも買えばもう一万円いきました。おまけに特に生産性も合理性もありません。別にお金が入るわけでも誰かを楽しませるわけでもありません。

だがそれで構わん!人生は楽しんだもの勝ちだ!

という事でワクワクしながら行ってきました。

キャンプ場で薪の束も買って、焚き火台をセッティングして持ってきた雑草と枯れ葉を乗せてチャッカマンでカチッと・・・。

カチ・・・

カチ・・・

カチ・・・

・・・・・火つかねえ・・・。

火を近づければ雑草くらい燃えるもんだと思っていました。確かに火を近づけたその場所は燃えるんですが他に燃え広がるほど大きくなったりはしませんでした。2時間以上雑草たちとにらめっこしてようやく僕は着火のやり方をググりました。

ちょうど新聞紙も持ってたのでこいつを火種にして薪に火をつける。焚き火台の真ん中にちぎって軽く雑巾みたいにねじった新聞紙を何個かおいて、その左右に薪を置いて着火することで良い感じに火がつきました。

紆余曲折ありましたが火がついた瞬間はメチャクチャ嬉しかったです。このパチパチと燃える火はずっと見てられますね。

煙がでたりして、特に雑草たちを燃やすと煙すごくて目に入ると沁みますね。でもなんやかんやこういうのも楽しい。水分が多い物は煙が出やすいのかな?

そしてその火の上で肉を焼いてサバを焼いておにぎりを焼いて、これがやはりおいしい!食材はいつもと何ら変わらないはずなのに楽しくてしょうがない!さらにお湯もその火で沸かしてそのお湯でコーヒーを飲む。やっぱりうまい!コーヒーを飲みながらたき火を眺めてふと空を見上げると星もメチャクチャ綺麗でした。

色々楽しんだ次の日は燃えた灰を片付けて、焚き火台をたたんで、忘れ物がないかチェックして帰りました。その日は楽しかった分やっぱり疲れたのか、ほとんど寝て過ごしました。

やっぱり物事は生産性とか合理性が無くても素晴らしいものがいっぱいありますね。これからも特に意味のない遊びをやっていって人生を満喫していく所存です!

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