魔界村

魔界村はカプコンから発売されたアクションゲームです。

主人公アーサーを操作し槍や斧で魔物たちと戦いながら進みステージクリアを目指します。

この記事は主に初代魔界村の話を中心に打ち込んでいきますが、本シリーズはどの作品も非常に難易度が高くなっています。

 

多くの敵と、その敵が出す飛び道具。プレイヤーを苦しめるように作られたステージ構成。複雑で色々な動きをみせる敵のアルゴリズム。

よく僕らゲーマーが使う言葉に「カプコンの二面殺し」というのがあります。

ファイナルファイトの二面ボスであるソドムを筆頭に、カプコンは一面はそこそこの難易度で遊ばせてくれるけど二面目からは我々の100円玉を回収するかの如く難しくしてくる。なんて風潮があります。

ですがこの初代魔界村は一面目からガッツリ難しいんです。

その原因はやはり初心者最初の壁であるレッドアリーマーと対峙しなければならないのが大きいです。

レッドアリーマーはアーサーよりも素早く動け、なおかつ人間が操作しているのかと思ってしまうほどのアルゴリズムの持ち主で、

こっちの攻撃を避けてくる。

アリーマーも飛び道具で牽制してくる。

隙あらば突進してくる。

滑空で一気に距離を詰めてやっぱり突進してくる。

体力も多い。

色々列挙できますが、まあ手強い相手です。

僕オススメの戦い方としてはジャンプで逃げながら攻撃する方法です。

ジャンプ中はアーサーの向きを変えることができるので逃げつつもレッドアリーマーの方に向き直り1~2回攻撃して、またジャンプして逃げる。これで比較的安全にレッドアリーマーと戦う事ができます。

 

武器は4面までは短剣がオススメ。槍よりも連射が効き、前入力と攻撃ボタンを交互に連打するテクニックを使えばさらに連打することができます。

5面以降は十字架を使うことを推奨します。ていうかこの武器でないと最終面へは進めないルールなので仕方なくですが・・・。

十字架は相手の飛び道具を相殺できる能力を持っているので飛び道具持ちの相手にも若干心強い武器です。ただしリーチが短く接近戦で戦うしかないのでやっぱりレッドアリーマー戦がキツイです。

 

話は変わってこのゲームの大男という敵の話。

筋骨隆々でハートマークのタトゥーかなんかを入れてるこいつは大抵ハシゴの上に陣取り、上からペッと波動拳てきな物を落としてきます。

僕は魔界村でこいつだけは納得いってないです!

ハシゴを登れるか登れないかがこいつの気分次第で、時間制限がある中でこいつが離れるのをただただ待つしかないというヤキモキした気持ちになります。

僕はテンポを削がれるのが苦手で、本作のような何度もリトライが必要なゲームにおいて待ち時間を増やすこんな遅延行為ヤローを相手にしなければならないのはシンドイんですよね。(まあ一番の遅延行為ヤローは初代モンスターハンターのリオレウスだと思っていますが・・・。上には上がいるんですね。)

レッドアリーマーだったらまだ正々堂々下に降りて戦ってくれるのでその強さにあこがれを抱く事もありますが大男には全然あこがれませんね!

 

色々書きましたがまとめ的なものに入ります。

難しいながらやっていくうちにいつの間にか上達していくという、上手いゲームバランスが神がかっており、素晴らしいゲームです。

この魔界村シリーズは二週クリアしないとエンディングに到達できないシステムなのですが二週目の一面を遊んだとき、もしくは「昨日は三面まで行ったけど断念したからまた一面からやり直し」なんていう場面での戻し作業の時、随分あっけなくクリアできるんですよね。

このシンプルで奥深いゲーム性はアクションゲームの一つの完成形だな、と思っています。

だからこそ難しいながらに多くのユーザーを熱中させ、つい何度もリトライしてしまう魅力ある作品として今なお色褪せず残っているのでしょう。

ただし大男、テメーはダメだ!

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