ユーチューブ活動なども行われている「岡田 斗司夫(おかだ としお)」氏!
そんな彼が執筆された本で「あなたを天才にするスマートノート」という本があるのですが、僕も10年くらい前に読んで面白かったんですよね!
なにがスゴイかって本著はメモやノート術を教えてくれるとともに、それを継続するためのやり方が書かれているのですが、この本を読んで僕もなんやかんや10年近く毎日ノートをとる習慣が続いてるんですよね!
このノートをとったりメモをとったりというのは、僕の人生を非常に楽しませてくれる習慣になりました。ありがとう斗司夫先生!
今回は具体的なスマートノートの取り方というのは説明はしません。(僕のつたない説明で間違った書き方になっちゃうともったいないと思うので。)申し訳ないですが興味を持った方はぜひ本著を手に取ってみて下さい。
今回のこの記事では「あなたを天才にするスマートノート」で、僕が「面白いな!」と思ったところを「その1」から「その5」の5つにピックアップさせていただきました。
この本では岡田斗司夫先生自身もかつて手帳を付ける習慣を作ろうとして上手くいかなかったという失敗談が語られています。この習慣がなぜ続けられなかったのか、という事を岡田先生は分析しています。(まず失敗から「なんで失敗したのか?」っていう分析ができるところがスゴイ!。)
要約するとその主な要因は2つあったそうで・・・
「面倒くさい」そして
「成果が出ない」もしくは「成果を感じない」
というのが原因だと語られています。
そしてこの2つの原因は「ダイエットが続かない」という現象でも「面倒くさくて」「痩せてる感じがしない」という心にダメージがかかるために上手くいかない。「ダイエット」と「手帳を毎日とる」、これらは似ていると気づいたそうです。
実は岡田斗司夫先生は「レコーディングダイエット」を発明した方でもあるそうで、ご興味のある方は別の本「いつまでもデブと思うなよ」のほうもお手に取ってみて下さい。
そんな「レコーディングダイエット」でダイエット成功者が多い理由として挙げられるのは、
「無理しなくていい」
「楽しい」
この2つを守っているからだそうです。
ちょくちょく僕の主観も混じっちゃってスミマセン!この「無理せず楽しく続ける」というのを実行するために本著ではいくつかのフェーズに分かれています。「その2」ではそのフェーズっていう考え方が面白いと思ったので説明させてください。
この本ではいきなり高度なノート術を解説してもほとんどの人がついて行けず挫折する事を念頭に置かれているので「フェーズ」と呼ばれる7つの段階に分かれています。まず第1フェーズから始めて、毎日文字を書く事への抵抗を無くしていき慣れてきたら第2フェーズに移行、といった感じです。
この本でのノートの取り方は「第1、第2フェーズでは一週間で2ページ」「第3フェーズ以降では一日で2ページ」というのが基本ルールです。
ノートをとることを習慣づけるのと同時に、第1フェーズと第2フェーズではその日に起きた出来事の内5つを書いていく事になります。これは非常に些細なことかもしれませんが「自分の頭にある情報を外に出す」行為です。外に出すことによって今の自分が何を考えているのか分かりやすくなるんですよね。まるでパンパンに食材が入っている冷蔵庫の中身を、一回全部出してから今日の献立を考えるみたいですよね。どうやら冷蔵庫の中身も頭の中の情報も一回外に出したほうが次にどうすればいいか分かりやすいみたいです。その3では心を整理整頓できるノートの面白さについて書いていきます!
この本で紹介されている「書くことによるメリット」をいくつか紹介させていただきます。
①書いて忘れる
「覚えとかなきゃいけない」って個人的にもスゴイ疲れるし、精神的にもプレッシャーです。「忘れたらどうしよう」って思っちゃって心が休まりません。
でもメモなりノートなりをとればだいぶ気が楽になります!覚えてくれる相手が一人増えるんですよね!まあ相手と言っても人じゃなくてメモとかノートとかっていう無機物ですけども・・・。
②「頭の中のジャグリング」を止める
人間というのはどうやら悩みが2つ以上あると、一つずつ問題を解消することがとてつもなく下手になるようです。
悩みAのことを考えているうちに悩みBが頭の中にちらつく。
今度は悩みBのことを考えてしまい何も解決策が思いつかないまま、悩みAを思い出す。
また悩みAのことを考えて・・・。
僕もこういうことはしょっちゅうあります。
岡田先生はこの状態を「頭の中でジャグリングしてる」と呼ぶそうです。
悩みを解決したいのにジャグリングで体力とか気力とか使ってたら余計疲れますね。ではとりあえずそのジャグリングを止めるにはやっぱり「紙に書いて、頭の中のことを外側に出す」のが有効って話になります。
さっき書いた「メモやノートに覚えてもらう」という技を使って、悩みAと悩みBを書き出して、一つずつ対処していく事が可能になります!
「いやいや。俺そこまでバカじゃねえよ。メモとか取らなくても大丈夫だよ。」という意見もあると思います。しかし頭が良い人がメモやノートをとるのも人生が有利になるとこの本に書いてあります!その4では、頭がいい人にもメモやノートをお勧めする理由についてみていきます。
悩みを紙に書いてジャグリングをやめる。これは上に書いた通りですね。問題や悩みを目で見られるようにすることで「よし、悩みはとりあえず紙に書いた!次はこの悩みをどうするか考えよう!」というステップを的確に踏めます!
そもそもの話、悩みを書くだけでもジャグリングが止まるし、メモが覚えてくれてるので忘れても大丈夫な状態になるので気持ちがだいぶ楽になります!
頭が良い人は脳みその容量が多いので余計に悩みを頭に詰め込みがちです。という事は頭のジャグリングも、もっと多くなってしまうと考えられます。なので頭がいい人ほど悩みは紙に書くのが効果があると思われます!
頭が良い人にもメモをオススメする理由として「メモをすれば証拠が残る」というのがあります。
証拠が残ると話し合いの時に「そんな話したっけ?」という会話の数も減ります!人はやっぱり自分の記憶よりも、その場その場でメモした内容のほうに信頼を置く場合が多いようです。
改めまして本著のコラムで書かれていた「手書きの便利なところ」をまとめて行きます。
①書いた内容を思い出しやすい!手書きの文字はその時の気持ちによって書き方が変わるので、筆跡でも思い出せるヒントになります。
②運動になる!スマホやパソコンよりもノート等のほうが面積が広い分、体の動かす部位が増える!
まあこの運動でダイエットできるかと言えばできないとは思いますが、スマホやパソコンよりもエネルギーを使って作業しますよね。そして運動になるというのは次の③の利点にもつながって行きます!
③ストレス解消になる!
「書いて忘れる」という利点だけでなく、ちょっと体を動かす事は幸せホルモンの「セロトニン」の分泌を促すそうです。スマホでメモするよりノートでメモするほうが個人的に面白いと感じるのはこのセロトニンのおかげかもしれませんね!
④リミッターを外せる。テキストでは表現しきれない事もノートならば書きやすくなる。
これは上に書いたぼくの意見と似てますね!デジタルなコンテンツの良い所とノートの良い所ってやっぱ違うので、仕事とかをする場合にはパソコンとかのほうがあってるんでしょう。でもパソコンとかってボーっとしてる間にも画面がついてて電気代を使ってるので何となく焦るんですよね。新しいアイデアを考えたり脳みそに負担をかけないためには緩ーく書くことを目的としたスマートノートが適してるんでしょうね。
今回は僕にノートをとる習慣を付けさせてくれた「あなたを天才にするスマートノート」を紹介させていただきました。
僕の解釈違いで間違っている部分があるかもしれません。そんな部分があったら申し訳ありません!
勉強になるだけでなく非常に面白い一冊なので興味を持っていただけたらぜひお手に取っていただきたく思います。
今後は僕の体力とタイミングが合えばですが「今現在の僕のスマートノートの使い方」もいずれ紹介したいと思っています。
今回もこんな最後のほうまでスクロールしていただきありがとうございました!
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