メタルスラッグはSNKが出したアクションシューティングゲームです。ゲーム性は魂斗羅やカップヘッドなどが近いでしょう。
参考資料はこちらのふたつ。(左)アクションゲームサイドVOL.03 (右)メタルスラッグアタック公式アートブック。こちらに目を通しながらブログを書かせてもらっています。
このゲームの開発チームは海底大戦争、アンダーカバーコップス等を手掛けたナスカにより作られていますが、非常にキレイなグラフィックを描く会社です。本作でもその美しいグラフィックは健在でなめらかかつ、バラエティに富んだアニメーションを見ることができます。
そんな本作は今ではアーケードアーカイブスや、NEOGEOmini(ネオジオミニ)などで手に取りやすいゲームであるにもかかわらずNEOGEO ROM版を筆頭にプレミア化し、物によってはオークションで100万円以上の値がつくとかつかないとか。
※アンダーカバーコップスのスーパーファミコン版もプレミア品となってるらしく、ナスカ作品はマニアを引き付ける魅力を持ってる事が伺えます。
軽やかな操作性。武器を取った時、戦車(この戦車がメタルスラッグという名前です)に乗った時の爽快感。多種多様な敵が様々な動きを見せて飽きさせない工夫。メタルスラッグはアーケードゲームらしくクリアまで30分ほどのゲームですが、その中にアクションゲームの面白さをギュッと濃縮したようなゲームになっています。
このゲームのプレイステーション版を買ってもらった(最初に遊んだのはプレイステーションRe-miXという雑誌のふろくでした)僕はシンプルな操作性によるとっつきやすさとバツグンの爽快感が相まって時間を忘れて遊んでいました。
さて、このメタルスラッグはシリーズ化しておりアーケード作品だけでも1から6までの7作品が登場しています。
※6までで7作品と計算が合わないのは2と3の間にメタルスラッグXという、2のバージョンアップ版ともいえる作品があるためです。
その中でもこの初代メタルスラッグは難易度的には一番シリーズ中やさしいと僕個人思っており現在僕がゆういつワンコインクリアができるメタルスラッグです。かといって簡単すぎる訳ではなくあくまでシリーズの中ではという前提なので慣れない人には難しいでしょう。
場面によって少しずつ進むのか、または勢いで突っ切るのかの判断も重要になってきます。
戦車に乗っていれば降りた時の無敵時間で攻撃をかわす鬼避け(おによけ、おにさけ等、人によって読みは安定していません。好きに読んでどうぞ。)、しゃがみながらのグレネード連打など、ある程度の力押しが可能です。
ただしメタスラアタックをするとせっかくの戦車を手放すことになるのでショットとジャンプの同時押しは搭乗中は止めましょう。
とは言っても初心者はみんなメタスラアタックを経験するのである意味通過儀礼ですが・・・。
僕が特に思い入れがあるのが先ほどから登場している戦車でありゲームタイトルにもなっている、ジャンプしたりしゃがんだりもできるメタルスラッグです。
無機物なはずなのに妙に愛くるしいこの乗り物は敵の攻撃も防いでくれるし、バルカンやキャノンによって火力も上がるスグレモノ。
主人公は操作キャラのマルコ達ではなくあくまでメタルスラッグなんだなと納得してしまうくらいのカッコよさとカワイさをひめています。
そんなメタルスラッグも時代の流れで萌えキャラ化するのも自然な事だったのでしょう。
僕がざつに撮った写真でもやっぱりかわいいですね。このMS-ALICE(アリス)ちゃんは無人でメタルスラッグを操作してくれるAIという設定のキャラクターです。
メタルスラッグ初代、2、X、3まではラスボス戦をメタルスラッグで戦う事ができ、クライマックスを大いに盛り上げてくれるのですが、4以降はメタルスラッグでラスボス戦に挑める作品が少なくなり、寂しい気持ちになったことを今でも覚えています。
最後に僕がおススメするメタルスラッグをいくつか書かせてもらいます。
ファンの間で特に評価が高いのはXや3といわれています。
この2作品ももちろん大好きですが、僕が一番遊んだメタルスラッグは?と聞かれるとやはり最も簡単な初代になるのでやはり初代もオススメです。
これらの作品はアケアカNEOGEOというシリーズになっておりプレイステーション4やニンテンドースイッチ等でダウンロードできます。価格は2022年9月現在、1作品につき838円です。
そしてスマホアプリのメタルスラッグアタックはジャンルがアクションシューティングからタワーディフェンスに変わってはいますが無料で手に取りやすく、かつシンプルで爽快感のあるゲーム性とアニメーションの美しさはスマートフォンに活躍の場を移してもやはり健在です。
後メタルスラッグ6もかなりやりこみオススメしたいのですが、6は現行機で遊ぶ手段がかなり限られておりましてプレイステーション2版を探したりする必要があるので敷居が高いと思われます。しかしこちらも間違いなく名作なのでもし機会があれば手に取っていただければ嬉しく思います。
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