スイッチ版やPS4版も発売してさらなる盛り上がりを見せるKOF13!
しかしいざ遊んでみると「思ったようにキャラを動かせない・・・」「このゲームの楽しみ方が分からない・・・」そんな風に思う人達も多いのではないでしょうか?
このKOFシリーズは他の格闘ゲームとは違う方向性で進化したところがあり、思った通りにキャラを動かすには知識やテクニックが必要になったりします。
逆を言えばこの知識やテクニックを理解すれば、他のゲームでは味わえない爽快感、栄養を摂取できるんですね。初心者の皆さんにもぜひこの楽しみを知っていただきたい!
この記事では初心者の方にオススメしたいKOF13の練習法を紹介していきます。あくまで初心者の方に向けた楽しみ方を書いている内容なので、対人戦ですぐに勝てるようなテクニックを並べている訳ではありませんが、よろしければお付き合い下さい。
お品書きはこんな感じ。
①攻撃のかなめ「中ジャンプ」解説!
②コンボや立ち回りに重宝する「入力時間延長テクニック」!
③タイムアップが多い方々に向けて解説!どう戦う!?
さっそく①から見てみましょう!
①攻撃のかなめ「中ジャンプ」解説!
本作の4種類のジャンプ。
ノーマルジャンプ
小ジャンプ
中ジャンプ
大ジャンプ
この中でも特に便利なのが中ジャンプ。
ノーマルジャンプよりも少し遠くに跳べて、なおかつ低くて早く着地するので相手はこのジャンプを見てから対処するのは非常に困難です。
(今回はオーソドックスよりの性能であるノーマル京を使って解説していきます。)
まずプラクティスモードで真上方向を押しっぱにしてみます。これがノーマルジャンプ。
ノーマルジャンプの頂点が大体このくらい。京の頭が完全に体力ゲージより上に行ってますね。
続きまして、ほんの一瞬だけ真上に入れてすぐ離す、こっちが小ジャンプですね。
チョンって感じです。少しでも長く上を押すとノーマルジャンプになるのでほんの一瞬だけ押す感覚です。
そんな小難しい入力の小ジャンプの頂点付近がこのくらい。京の頭が体力ゲージまで届いてませんね。
この垂直小ジャンプをまず練習していただきたい。「ある程度感覚を掴んだな」と感じたら次にやってみてほしい練習がダッシュからの中ジャンプです。
やり方はまず相手キャラに近づく方向に方向キーを二回押すとキャラがダッシュを始めます。二回目のキー入力を押しっぱなしにすれば、その間キャラはダッシュし続けます。
そのダッシュを行っている状態から一瞬小ジャンプの時みたいに前ナナメ上方向を入力してみてください。うまくいけば小ジャンプくらいの低い軌道で相手との距離を一気に詰めることができます。
注意点としてはこちらもジャンプの入力が少しでも長く押すと大ジャンプというまた違うジャンプになります。(もちろん、この大ジャンプも戦況によっては必要になってくる入力なので、今練習してる中ジャンプがうまくなったら大ジャンプのほうも練習することをオススメします。)
参考としてこちらが中ジャンプ
こっちのほうは大ジャンプ
見分け方としては、ジャンプの軌道が違うほかに京がジャンプ中に回転してるかどうかでも分かります。(集中して見とかないと、ジャンプしている時間は一瞬なので見逃しやすいですが・・・。)
このダッシュからの中ジャンプが「難しいな」と感じた方はもう一つの中ジャンプの出し方を試していただきたい。
こちらのやり方はダッシュの代わりに方向キーを下方向に一瞬だけ入力する方法になります。下方向からすぐにまた一瞬、前ナナメ上方向にタタンッと入れる感じです。
この入力の注意点としては、どのジャンプを自分が入力したのか最初のうちは分かりずらい、というのがあるので、参考になるようにいくつか画像を貼っておきます。
プラクティスモードでディスプレイをセンターの設定にしてあります。相手の白いほうの京を右端に運んで、自分は左端まで下がります。そこから中ジャンプをしたとき着地した場所が・・・
大体このへんです。京の立ちポーズは左右に揺れるのでちょっと確認が難しいんですが、MAX COMBOのOあたりに頭がありますね。
ちなみに小ジャンプをすると・・・
このあたり。
ノーマルジャンプだと・・・
このへんに着地。見比べると若干ノーマルジャンプより中ジャンプのほうが遠くに飛んでるのが分かりますね。
ついでに大ジャンプだと・・・
ここまで飛びます!
二つの中ジャンプの出し方、まずはどちらからでもいいので実戦で使えるようになればこのゲームのスピーディーかつ爽快なアクションが楽しめるようになります。初心者の方には習得まで時間がかかるとは思いますが、少しずつ負荷をかけない程度に練習してみてほしいです。
②コンボや立ち回りに重宝する「入力時間延長テクニック」!
コンボ練習をしていると、入力してるのに技が出なかったり、もしくは攻撃が遅くなりコンボが途切れてしまう・・・。そんなことが頻発すると思います。僕も格ゲーのコンボって苦手なのでしょっちゅう失敗しています。
そんな悩みを持っている皆さん(そして僕)に伝えたいKOFシリーズ独自のテクニックがあります。
必殺技の入力、例えば↓↘→+パンチの必殺技だった場合、最後のパンチを離さずに押しっぱなしにしてみてほしいんです。このやり方をすると少し早くコマンドを入力してしまったとしても、キャラクターが技を出してくれます。
このテクニックを覚えたとしても初心者にはタイミングが難しい場面はたくさんあると思います。しかしこのゲームに慣れてくればくるほどこのテクニックの恩恵を感じると思います。
上級者の皆さんもこのテクニックを利用してコンボの成功率を伸ばしています。逆に言えば攻撃から攻撃の、つなぎのタイミングを完璧に覚えているプレイヤーはほとんどいないってことですね。
ここまでこの入力時間延長テクニックを「コンボの時だけ使うテクニック」かのように紹介してきましたが、申し訳ありません!実はコンボしてない他の場面でも便利だったりするんです。
例えばふっとばし攻撃からの必殺技。自分が出したふっとばし攻撃が相手に当たる時と当たらない時とで必殺技を入力しなきゃいけないタイミングが若干変わってきます。そんな時、また必殺技の最後のボタンを押しっぱなしにすると、ふっとばし攻撃が当たっても当たらなくても同じ入力タイミングで必殺技が出ます。
攻撃が相手に当たろうが当たるまいが、タイミングが統一でき、あまりタイミングについて考えなくて良くなります。
具体的な練習法としてはどの必殺技でもいいので自分の得意な必殺技を入力して、その最後のボタンを離さないようにする。この感覚を素振りしてみてほしいです。
注意点としては特殊技と呼ばれる技は必殺技とは違い、この入力時間延長テクニックが効かないみたいなので(京の場合は→+LKとか↘+HKとか)、必殺技の欄に書いてある技で練習してみてください。
これもある程度「感覚を掴んだ」と感じたら、次はふっとばし攻撃を入力した後すぐに先ほど練習したコマンドを入れてみてください。(ふっとばし攻撃は相手に当てても当てなくてもいいのですが、当てた場合のほうが少しだけコマンド入力の猶予が長めになるので当てる場合の練習からするのがオススメです。)
例えば京の場合、ふっとばし攻撃(HP+HK)からすぐ闇払い(↓↘→+パンチ)と入力すると、いつものふっとばし攻撃を高速で終わらせて地を這う炎を出します。こうなったら大成功です!
ここまで来ると中々操作が忙しいうえに複雑なので、修得には時間がかかると思われます。一日で慣れる必要は無いので、これもちょっとずつ練習していただきたいです。
③タイムアップが多い方々に向けて解説!どう戦う!?
ストリートファイターシリーズをメインに遊んでいた層に多いかもしれませんが、本作はどっしりと守りや待ちを意識しながら戦う場合、タイムアップが頻発しがちです。これはあんまり楽しくない・・・。
このゲームが稼働を始めた頃ストリートファイター4がゲーマー達を熱中させていました!
僕もスト4メッチャ遊んでたんですか、スト4はkofシリーズとは違い、相手の出方を伺いながら「待つ」ゲーム性でした。僕は格ゲーはこんな感じに「ドッシリと構えるもの」「待つっていうのが侘び寂びなんだ」と思ってました。今思えばスト4が極端に待ちが強いゲームなだけでしたね。
本作の話に戻ってKOF13では相手に攻撃したいとき、①と②で解説した「中ジャンプ」と「ふっとばし攻撃からの必殺技」が役に立ってきます!
まず中ジャンプ。練習では相手の中ジャンプに合わせて対空技を入力できても、実戦では常に動き回る相手に対して対応していくのは困難です。それが低くて一気に距離を詰めてくる中ジャンプなら、なおのこと難しい!
それでも中ジャンプなどに対して迎撃してくる手練れ相手にはダッシュからジャンプせずに止まってみましょう。ジャンプしてくる相手用の攻撃というのは多くの場合、空ぶるとスキが大きいので相手は対空技を出しにくくなります。そんな風に相手が迷い始めたらダッシュで地上から近づいたり、もう一度ジャンプで乗っかっていくのがオススメ!
相手に近づく方法としてはダッシュ以外にも、ふっとばし攻撃なんかもアリですね。
ふっとばし攻撃からの必殺技の連携は攻撃を出しながら相手との距離を詰めれることが多いので、ただの移動で近付くよりも安全だったりします。
ふっとばし攻撃や必殺技を相手にガードさせれば、相手は「攻撃された!何とかしないと!」と思って何かしらの行動をとることが多いです。その相手の行動に対してまた自分側のふっとばし攻撃や必殺技が当たってくれたりします。特に必殺技はガードさせるだけでも相手に削りダメージを与えることができるので、ガードさせるだけでも恩恵があります。
まあでも最初のうちはシンプルにタイムカウントを99とか∞とかにして遊ぶのが、より手っ取り早くて面白いかも?ここらへんはみなさんのお好みに合わせて、練習していただくのが一番かと思います。
まとめ
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
これらを練習した後はぜひ、CPU戦を試していただきたく思います。
動く相手に練習したことを実行しようとするのは意外と難しいものです。なのでオプションモードでCPUのレベルをベリーイージーにして弱めの敵から感覚を掴んでいくのがオススメです。
話は変わりますがユーチューブとかで上がっているKOF13の動画は、やっぱりみなさん上手いんですよね。だから僕も最初はその動画の動きと、自分の不器用さのギャップに困惑しました。まあこういう事もアルアルですよね。
しかしそれでも楽しみながらこのゲームをやり込んでいった結果、大好きになったのがこのKOF13です!
この記事を読んで少しでも本作の面白さに気付くキッカケになれば大変嬉しく思います!
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